「モデルみたい・・・」
「かっこいい!」
(記事から・・・。)
高校時代、長谷部を指導した藤枝東高校(静岡)の監督の話。
『これがすごいという武器はなかった。
教え子の中で技術は10本の指に入らない。』と高校時代を振り返る。
浦和レッズから獲得の打診を受けた際も、真に受けず、しばらく本人に伝えなかったほどだ。
長谷部自身、小学校の頃からJリーグにあこがれてきたが、
『正直、自信はなかった。決め手は心の奥底にある気持ちだけだった。』
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長谷部のプロ1年目、ロッカールームでの出来事。
当時浦和の監督で、のちの日本代表監督になったオフト監督から、突然尋ねられた。
『おまえは、パサーか? ドリブラーか?』
華麗なプレーに憧れていた当時、ゴールを演出するパスはその象徴だった。
だから、『パサーです。』と即答した。
その場にいたチームメートも、『長谷部はパサー』と同意したが、
オフトの考えは違った。
『おまえ自身も周りも分かっていない。長谷部には前に出て行く姿勢がある。パスよりも、そこに武器を見いだせ。』
オフトの言葉にチームメートが首をかしげる中、
本人はハッと気づかされたという。
『ドリブルも身につければ、怖い選手になれるんじゃないか。』---。
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その後、長谷部は、
2年目にトップ下で頭角を現し、3年目からボランチに転向。
中盤からドリブルで持ち上がって相手を引きつけ、味方を生かす形を覚えた。
『俺、誰が来ても止められる気がしないぞ』っていう自信がついたという。
ドイツでさらに1段上のオールラウンダーに変貌した今は「パスも出せるし、ドリブルもできる」と自己評価するまでになった。
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記事は最後にこう締めくくる。
1年先輩のFW田中達也がなつかしむ。
「あいつは芯が強くて頑固だけれど、オフトの言葉でチェンジできた。あの頃からハセを起点にしたチームが作られていき、(07年の)アジアチャンピオンリーグ優勝につながった・・・。」
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火曜日に続き、木曜日も武グランドに出かけてみた・・。
卒団生(現高校3年生)が来ていたのでちょっと話をした。
彼は、武小の頃、市選抜選手。
中学校では、太陽でプレイしたそうだ。
彼が話してくれた。
「小学生の頃、僕より、全然下手な友達が、今は、かなりのレベルのところでプレイしています。」
「追い抜かれました・・・。」
「そんな友達が、2,3人はいます。」
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わたしが思うに、その友達というのは、きっと、彼に負けじと練習したのだろう・・・。
「いつか、きっとうまくなる」という気持ちをもって・・・・。
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子供たちの可能性は無限大・・・。
長谷部選手の話では無いけれど、
きっと、「気持ち」をしっかり持ち続ければ、
子供たちは上達する・・・。
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前回の話。
みんなにおくれながらも、黙々と5周走りきったあの子へ。
「君は、もっともっとうまくなれるよ!」
By k-papa.
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